4月21日、コープぎふが中心となって企画した被災者
支援のイベント「3・11を忘れない in ぎふ」が、岐阜市の
文化センターで開催されました。このイベントは、県内で
支援活動をしている団体同士がつながり、効果的な支援に
つなげること、被災地とつながることを目的としています。
私たち西濃環境NPOネットワークを含めた7団体が
ブース出展しました。また、東北支援の物販コーナーも
設けられ、ブース展示コーナーは大賑わいでした。
お菓子やみそなどがどんどん売れました! |
午前中のワークショップ企画では、「命を守る学習会」と
題して、普段の防災対策や、避難時における注意点などを
グループで話し合いました。講師は、NPO法人岐阜県
災害ボランティアコーディネーター協議会の川上哲也氏
です。
寝てる時に地震が!家の中はどうなる? |
みんなで意見を出しあいます |
「就寝中の地震、怪我をしないでいられますか?」
「非常持ち出し袋を気にするよりまず避難」
など、とても実践的な内容でした。参加された皆さんは
普段の防災対策を見直すいいきっかけになったようです。
午後からは、「地球のステージ」でした。地球のステージは
世界の出来事を映像と音楽によって感じてもらうコンサートです。
この日は震災特別バージョンの公演です。被災地の映像や
現地の人々の様子などとともに、語りと音楽で私たちの
心を揺さぶりました。
この企画の中心を担う医師の桑山紀彦氏は、海外の被災地や
紛争地医療活動に従事する中で、子どもから大人まで理解
できる開発教育の必要性を感じ、このステージ公演を始めた
そうです。2002年に宮城県名取市で開業。昨年3月11日の
震災では津波の被害を受けながらも、翌日から24時間体制で
診療を再開。現在も心療内科医として「心のケア」にあたって
います。
ナレーション、演奏も桑山氏が! |
桑山氏は、「震災から1年経過し、何もしなければ忘れられてしまう。
被災地からしっかりとメッセージを発信していくことが大事」だと
いいます。私たち支援する立場としても、しっかりと情報発信して
いくことが必要だと、改めて思いました。
このイベントの関連団体については下記のリンクをご覧ください。
【ブース出展団体】
生活協同組合コープぎふ
NPO法人ぎふいび生活楽校
NPO法人岐阜県災害ボランティアコーディネーター協議会
NPO法人コミュニティーサポートスクウェア
KIプロジェクト
災害ボランティアを送る会
復興支援!ボラバスネットかに・かも
【地球のステージ関連】
NPO法人地球のステージ
東北国際クリニック
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